今日のFX朝

昨夜米債務引き上げ法成立したことにより、デフォルトの可能性が後退したことを受けて
格付け会社各社が格付けAAAを維持するもドルは非常に固く全くと言うほど戻っていません。
6月度個人消費支出が予想を大きく下回るマイナスになるなど、景気減速を背景として米金利の低下、
またダウの下落を受けてリスク回避の円買いも要因となり、77円台前半〜ミドルでの取引が継続しています。
また、介入への警戒もありこれ以上の円高にはなかなかなりにくく下げ渋りの状態が続いています 
 
ユーロはスペイン及びイタリア国債の対独スプレッドが最高値になったことや、イタリア国債金利が上昇していることなど
欧州債務懸念がさらに表面化し重石になり、欧州株式はほぼ全面安、ユーロドルは一時1.4150付近まで下落。
 
その後、多少の戻りはある物の、ダウの下落を受けて再度売り一辺倒に。ユーロ円も一時109.20を付けるなど、下落傾向が続いています。