今日のFX朝

昨夜のADP雇用統計が上振れしてドルが買われるかと思った物の、ISM非製造景況指数が下振れしたことを受け、
景気減速の懸念が加速、長期金利が低下及び株安を受けて、ドル円が76.80付近まで下落しました。
介入の警戒感もあり下げ幅は限定的な物になり、NY終盤に買い戻され77円台を保っています。
 
ユーロはスイスの緊急利下げを受けたなか買いが進行し、ユーロ円もスイス銀行の利下げ時前まで戻していたのですが、
一気にユーロ高に振れユーロ円は110円前半まで戻される展開になりました。
 
また、イタリア・スペインの金利が上昇しています。
イタリアの10年債で6.067%と先日から6%を超えています。
 
ユーロを取り巻く不安定感は相変わらず続いています。
スイス中銀の介入と日本当局の介入に気をつけつつ、押し目売りを計っていくのが良いのではないでしょうか。