今日のFX 8/10

昨日のNY市場はFOMCを前に薄商いが続いていましたが、東京〜欧州市場での世界同時株安からのリスク回避ムードのなか
ドル円は一時76円台に割り込むなど介入ムードの警戒感の中、下値は抑えられていました。
 
FOMCで景気判断が下方修正され、
「少なくとも2013年半ばまで政策金利を異例に低水準とすることが正当化される可能性が高い」
と、期間を指定された強い発言によりドル売りが加速、ドル円は76.70を付け
米株の大幅反発からのリスク回避の後退を受けてユーロドルは昨日の高値を更新し続けました。 
 
今朝の東京オープンは日経平均プラスでスタート。9000円台を回復しました。
昨日のFOMCを受けて株式に対するリスクの低減≒リスク回避の円買いの低減から今迄みたいな急激な円高になることは減ってくると思いますが
アメリ金利の低位安定が長引くことが明確になりましたのでドル安が続くことは明らかでしょう。
また、日銀の介入も先日の結果の通りほとんど意味を成していないこともあり、ドル円が円安になるのは当分先の話ではないでしょうか。
 
いずれにせよ、円に対する介入危険度は高いままの状態が続きますので、
円絡みでのトレードは控えるようにします。
 
当面はユーロドル1本でのトレードになってしまいます。。。